2011年 02月 03日
セッションNo31
合格までの実習で30人経験しました。
この後は目指せ50人、目指せ100人です。
ご本人の許可を得て、これからはセッションの様子をブログにUPしたいと思います。
No31のセッションは
40代前半主婦 子育て真っ盛り
3回目のセッションです。
初回の主訴は腰痛でした。
これまでマッサージ、鍼と相当お金をかけてきたけれど、常に戻ってしまう。
筋膜リリースは、持続が長く、今のところ腰痛は治ったけど、何?これ?すごい。。。
肩凝りや首の痛みもとりたいの。腰痛も復活したら嫌だしその前にもう一回早くきて~~
というリクエストを頂き、行ってきました。
姿勢分析をすると、下腿が膝より後ろに下がっており足首が鋭角になっている。
(それでも前回よりは解消されている)
大転子に対して肩が後方にずれそのまま後ろに倒れないように肩を前にすくめ
首を前にすることでバランスを取っている。
前方からみると右肩が上がっている。背骨にC型に湾曲があるのでその影響も考えられる。
歩行分析すると、膝が一度中に向いてから着地している。
太もも(特に左側)に引っ張られてる感じがある。
主要筋(下記筋肉すべてにアプローチしました)
背中~肩・脇→広背筋+大円筋 棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、前鋸筋
首→胸鎖乳突筋、半棘筋、最長筋
腕→三角筋、二頭碗筋、三頭筋
背中~腰→脊柱起立筋、大腰筋、腸骨筋
腿→内転筋(長内転筋、薄筋)
まずは主訴の首のリリースから。首の前側にしこりがある。
丁寧にリリースして、一度たってもらうと、
首は軽くなっているけれども、後ろに倒れそうになる。
そのあと、肩回りと脇の下をリリース。
驚いたのは、前鋸筋がとっても発達していること。
腹筋と背筋が弱っているので関節で姿勢を保持し、
前鋸筋を使って日常生活を過ごすことでさらに前肩(猫背風)になるといった感じ。
ご本人は昔から猫背だというけれど、
そういうことだけでもない。
これまでセッションしてきて、子育てしている主婦にこのパターンが多いことに気が付く。
保育園で小さい赤ちゃんを抱っこしている母たちをみていると
大抵のかたが、重いので、腰を前方にスライドして
骨盤にのっけるようにして抱っこしている。
((これで臀部の筋肉が収縮する。))
片方の骨盤に赤ちゃんを乗っけた状態で、片方の手で物を取ったり、何かたたんだり、
書いたり など作業をしている。
上の子とと手をつないで下に引っ張られたりしてる人もいる。
私もしてきたことだけど、歪むよな~、これは、、と気になる。
骨盤に乗っけることで、腹筋と背筋を使わない=腹筋と背筋は弱まり
結果、関節支持で姿勢を保持し、腕は使うので前鋸筋は前に引っ張られて
猫背風になる。
さらに後ろに倒れないよう、首や顔が前にでる。
時々、見かける。顔から歩いてる人。
母乳をあげたり、赤ちゃんを抱っこするときから
筋肉に意識があると違ったんだろうな~と自分を振り返っても思う。
で、セッションの話にもどると、
前鋸筋は時間をかけ丁寧にリリースし、脇の下にも空間ができ
姿勢はいい感じに上に伸びてまっすぐになりました。
ただ、歩行してもらうと、骨盤の動きが固い感じがする。
歩行時にもっと上半身と下半身のつながりが欲しい。
骨盤で動きがストップしている印象をうける。
1時間のセッションではここまでできない。
(それ以上長時間に一度にリリースすることは体のへの変化が多きすぎて
負担が大きく、かえってストレスになるそうです。)
基本、押し売りはしないスタンスですが、
骨盤周りについてる筋肉を集中してリリースしたいことを話して
期間をあまりあけずに次のセッションをしたいことを説明して、
大体の日程の約束をした。
次回は、骨盤についてる筋肉すべてに働きかけ、動きをつなげるぞ!
宿題は背筋に働きかけるために、
うつ伏せで両手をのばすスーパーマン。
おへその両側を近づけるようにして腹横筋に働きかける
でした。
この後は目指せ50人、目指せ100人です。
ご本人の許可を得て、これからはセッションの様子をブログにUPしたいと思います。
No31のセッションは
40代前半主婦 子育て真っ盛り
3回目のセッションです。
初回の主訴は腰痛でした。
これまでマッサージ、鍼と相当お金をかけてきたけれど、常に戻ってしまう。
筋膜リリースは、持続が長く、今のところ腰痛は治ったけど、何?これ?すごい。。。
肩凝りや首の痛みもとりたいの。腰痛も復活したら嫌だしその前にもう一回早くきて~~
というリクエストを頂き、行ってきました。
姿勢分析をすると、下腿が膝より後ろに下がっており足首が鋭角になっている。
(それでも前回よりは解消されている)
大転子に対して肩が後方にずれそのまま後ろに倒れないように肩を前にすくめ
首を前にすることでバランスを取っている。
前方からみると右肩が上がっている。背骨にC型に湾曲があるのでその影響も考えられる。
歩行分析すると、膝が一度中に向いてから着地している。
太もも(特に左側)に引っ張られてる感じがある。
主要筋(下記筋肉すべてにアプローチしました)
背中~肩・脇→広背筋+大円筋 棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、前鋸筋
首→胸鎖乳突筋、半棘筋、最長筋
腕→三角筋、二頭碗筋、三頭筋
背中~腰→脊柱起立筋、大腰筋、腸骨筋
腿→内転筋(長内転筋、薄筋)
まずは主訴の首のリリースから。首の前側にしこりがある。
丁寧にリリースして、一度たってもらうと、
首は軽くなっているけれども、後ろに倒れそうになる。
そのあと、肩回りと脇の下をリリース。
驚いたのは、前鋸筋がとっても発達していること。
腹筋と背筋が弱っているので関節で姿勢を保持し、
前鋸筋を使って日常生活を過ごすことでさらに前肩(猫背風)になるといった感じ。
ご本人は昔から猫背だというけれど、
そういうことだけでもない。
これまでセッションしてきて、子育てしている主婦にこのパターンが多いことに気が付く。
保育園で小さい赤ちゃんを抱っこしている母たちをみていると
大抵のかたが、重いので、腰を前方にスライドして
骨盤にのっけるようにして抱っこしている。
((これで臀部の筋肉が収縮する。))
片方の骨盤に赤ちゃんを乗っけた状態で、片方の手で物を取ったり、何かたたんだり、
書いたり など作業をしている。
上の子とと手をつないで下に引っ張られたりしてる人もいる。
私もしてきたことだけど、歪むよな~、これは、、と気になる。
骨盤に乗っけることで、腹筋と背筋を使わない=腹筋と背筋は弱まり
結果、関節支持で姿勢を保持し、腕は使うので前鋸筋は前に引っ張られて
猫背風になる。
さらに後ろに倒れないよう、首や顔が前にでる。
時々、見かける。顔から歩いてる人。
母乳をあげたり、赤ちゃんを抱っこするときから
筋肉に意識があると違ったんだろうな~と自分を振り返っても思う。
で、セッションの話にもどると、
前鋸筋は時間をかけ丁寧にリリースし、脇の下にも空間ができ
姿勢はいい感じに上に伸びてまっすぐになりました。
ただ、歩行してもらうと、骨盤の動きが固い感じがする。
歩行時にもっと上半身と下半身のつながりが欲しい。
骨盤で動きがストップしている印象をうける。
1時間のセッションではここまでできない。
(それ以上長時間に一度にリリースすることは体のへの変化が多きすぎて
負担が大きく、かえってストレスになるそうです。)
基本、押し売りはしないスタンスですが、
骨盤周りについてる筋肉を集中してリリースしたいことを話して
期間をあまりあけずに次のセッションをしたいことを説明して、
大体の日程の約束をした。
次回は、骨盤についてる筋肉すべてに働きかけ、動きをつなげるぞ!
宿題は背筋に働きかけるために、
うつ伏せで両手をのばすスーパーマン。
おへその両側を近づけるようにして腹横筋に働きかける
でした。
by chacolita
| 2011-02-03 05:00
| ボディーワーク